越境する天使パウル・クレー Paul Klee der überschreitende Engel
著者
書誌事項
越境する天使パウル・クレー = Paul Klee der überschreitende Engel
春秋社, 2009.12
- タイトル別名
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越境する天使パウルクレー
- タイトル読み
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エッキョウ スル テンシ パウル クレー
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内容説明・目次
内容説明
力なき者がそれでも生きつづけるための「悪意と戦略」。迂回、先回り、横道の探索—画家のぎりぎりの闘いの痕跡を追いかけた「批評家」が、私たちに宛てた/仕掛けた最期の「手紙」。
目次
- 1 クレー作品に対抗する為の脈絡なき幾つかの精神史的準備運動(クレーからのメッセージ;クレー観の修正;表象の地獄あるいは無限に自己参照するユートピア;十七世紀の表象から十九世紀の表象を逆照射してみる。;十七世紀の表象の特異性からクレーへ;改めて『ラス・メニーナス』を「観る」、ただし斜に構えて。;『紀元前五五年、ある極めてささやかな自身』—あるいはマックス・エルンスト試論のためのごくささやかな覚え書き;ピカソ・デ・コンストラクション;クレーをめぐる三つの旅)
- 2 「中間領域」に参入するための脈絡なき幾つかのルポルタージュ(冥界の天使たち—上と下;踏み越えるもの—「むこう」と「こちら」;庭の修辞学—自然と人工のスパイラル・ゲーム;描かれたテクスト—文字と画像の戦略的考古学;どっちつかずのものたち—四大とその住人たち;境界線上のモニュメント—生と死の狭間で)
「BOOKデータベース」 より