批判的主体の形成
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批判的主体の形成
(MC新書, 040)
洋泉社, 2009.11
増補改訂版
- タイトル読み
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ヒハンテキ シュタイ ノ ケイセイ
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注記
初版:三一書房, 1971年刊
内容説明・目次
内容説明
キリスト教批判の現代的課題とは何か?宗教批判をただの宗教だけの批判に終わらせず、宗教批判をあらゆる批判の前提にする作業には何が必要か?著者の問題意識の根底にはいつもこの問いがはらまれている。われわれの思想的課題は、歴史的現実の中で、どのようにして批判的主体を形成していくべきかを問うことである。39年の歳月を経ても古びず、現在の実り多き達成点を髣髴とさせる著者の「原点」というべき書の待望の復刊。
目次
- 1 存在しない神に祈る—シモーヌ・ヴェーユと現代
- 2 弱者の論理—遠藤周作のキリスト教の論理
- 3 イエスの辺境性—風土論によせて
- 4 人間の自由と解放—抵抗の言語
- 5 キリスト教と市民社会—平田清明批判
- 6 授業拒否の前後—大学闘争と私
「BOOKデータベース」 より