包摂と排除の教育学 : 戦後日本社会とマイノリティへの視座

書誌事項

包摂と排除の教育学 : 戦後日本社会とマイノリティへの視座

倉石一郎著

生活書院, 2009.11

タイトル別名

Inclusion and exclusion of minorities in postwar Japanese education

タイトル読み

ホウセツ ト ハイジョ ノ キョウイクガク : センゴ ニホン シャカイ ト マイノリティ エノ シザ

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注記

引用・参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

「包摂」がはらんでしまう「排除」を鋭く射抜く注目の論考!戦後の学歴社会的価値体系と、かつてマイノリティの生活世界に息づいていたそれらを相対化するオルタナティヴ。その葛藤と相剋の歴史を跡付け、歴史的眺望をはじめから欠いているかのような現状の研究のありかたに一石を投じる。

目次

  • 戦後日本社会と“包摂”への視座
  • 第1部 “包摂”のフロンティア—在日朝鮮人教育を通して(「包摂=教育の語り」の成立;「包摂=教育の語り」の展開;「包摂=教育の語り」の前史;マイノリティ教育の「語り」に走る断層)
  • 第2部 “包摂”の古層—高知県の「福祉教員」の事例を手がかりに(“社会”と教壇のはざまに立つ人びと;三つの実践記録を結ぶもの・隔てるもの;紙の世界の向こうを張ろうとする“声”をきく;戦後初期同和教育におけるハイブリディティ)
  • 終章にかえて

「BOOKデータベース」 より

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