漱石を愛したフェミニスト : 駒尺喜美という人
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漱石を愛したフェミニスト : 駒尺喜美という人
思想の科学社, 2009.11
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漱石を愛したフェミニスト : 駒尺喜美という人
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ソウセキ オ アイシタ フェミニスト : コマシャク キミ トイウ ヒト
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駒尺喜美略年譜(木村直人作成): p[225]-236
Description and Table of Contents
Description
駒尺喜美は漱石と同じように、「いかに生くべきか」の問題を、みずからを大所高所において論じるのではなく、自分の生きる場にひき据え、周囲の人々との関わりのなかに見つめ、つかみとろうとした。遊びにおいても、学問においても、暮らしにおいても、常に自分の感覚を信じ、自分の頭で考え、自分の理想を追求し、自分の愛を貫くことに全力投球する人であった。大阪船場に生れ、少女時代は秋月恵美子に夢中になり、大谷高等女学校卒業後、京都人文学園、法政大学に学ぶ。「芥川龍之介論」「漱石論」「五木寛之論」『魔女の論理』などを著し、血縁にたよらない「友だち村」をつくる。
Table of Contents
- 第1章 生い立ち
- 第2章 娘時代
- 第3章 学者への道
- 第4章 修業時代
- 第5章 漱石からフェミニズムへ
- 第6章 実りの季節
- 第7章 女たちの拠点づくり
- 第8章 別れのとき
- 駒尺喜美略年譜
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