禅のこころ : その詩と哲学
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書誌事項
禅のこころ : その詩と哲学
(ちくま学芸文庫, [タ32-1])
筑摩書房, 2010.1
- タイトル別名
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はじめての禅
- タイトル読み
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ゼン ノ ココロ : ソノ シ ト テツガク
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禅のこころ その詩と哲学
2010.1.
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禅のこころ その詩と哲学
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注記
「はじめての禅」 (講談社現代新書 1988年刊) の改題改訂
内容説明・目次
内容説明
禅とは何だろうか。古来、仏の悟りの真髄をこころからこころへと伝えてきたため、その世界に参入するのはなかなか難しい。本書はこの難問に応える。禅の世界は、坐禅修行を通して真実の自己とは何かを究明し、同時に現実世界において平常心に生きる道であることを解き明かす。そこに開かれる、自然や他者との不二の境地は、まさに詩となり、味わいに富む言葉に結晶する。その禅的境涯にひそむ理路は、「言語」「時間」「身心」「行為」などの哲学的探究の展開ともなる。禅を、今を生きるための思想として、多くの人の身近なものとすべく意図された、他に類例のない入門書。
目次
- 1 真実の自己を尋ねて“実存”
- 2 「春は花」の風光“言語”
- 3 永遠の今に生きる“時間”
- 4 仏に逢うては仏を殺す“身心”
- 5 平常無事のこころ“行為”
- 6 自他不二の世界“協働”
- 7 大悲に遊戯して“大乗”
- 付編 良寛における詩と哲学—『法華讃』の世界
「BOOKデータベース」 より