愚行の世界史 : トロイアからベトナムまで
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愚行の世界史 : トロイアからベトナムまで
(中公文庫, [タ-7-1],
中央公論新社, 2009.12
- 上
- 下
- タイトル別名
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The march of folly : from Troy to Vietnam
- タイトル読み
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グコウ ノ セカイシ : トロイア カラ ベトナム マデ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784122052451
内容説明
国王、大統領、政治家たちは、なぜ国民の利益と反する政策を推し進めてしまうのか。本書は史上に名高い四つの事件を詳述し、その失政の原因とメカニズムを探る。歴史とは何か、歴史とは役に立つのか、そして人間は歴史から学ぶことができるのだろうか。
目次
- 1章 愚の行進—国益に反する政策の追求
- 2章 愚行の原型—トロイア人、木馬を城壁内に引き入れる
- 3章 教皇庁の堕落—ルネサンス時代の教皇たち、プロテスタントの分離を招く(1470‐1530)(寺院のなかの殺人—シクストゥス四世(1471‐1484);異教徒の宿主—インノケンティウス八世(1484‐1492);悪行—アレクサンデル六世(1492‐1503) ほか)
- 4章 大英帝国の虚栄—イギリス、アメリカを失う(与党と野党(1763‐1765);「行使できないとわかっている権利を主張して」(1765);満帆の愚行(1766‐1772))
- 巻冊次
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下 ISBN 9784122052468
内容説明
歴史家タックマンが本書で詳述するのは、トロイアの木馬の故事、プロテスタントの分離を招いたルネサンス期教皇たちの堕落、アメリカという植民地を失ったイギリス議会の思い上がり、そして最後に連続五人の大統領の任期を通じて延々と続いたベトナム戦争をとりあげる。
目次
- 4章 大英帝国の虚栄—イギリス、アメリカを失う(承前)(「レハベアムを思い出せ!」(1772‐1775);「…病気だ、精神の錯乱だ」(1775‐1783))
- 5章 ベトナム戦争—アメリカはベトナムで自己背信をおかす(胚子(1945‐1946);自己催眠(1946‐1954);保護政権を作る(1954‐1960);「失敗と縁組みして」(1960‐1963) ほか)
- エピローグ 「船尾の灯」
「BOOKデータベース」 より