グローバル時代の税制改革 : 公平性と財源確保の相克

書誌事項

グローバル時代の税制改革 : 公平性と財源確保の相克

諸富徹編著

(MINERVA現代経済学叢書, 106)

ミネルヴァ書房, 2009.12

タイトル読み

グローバル ジダイ ノ ゼイセイ カイカク : コウヘイセイ ト ザイゲン カクホ ノ ソウコク

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注記

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

近年、先進諸国は財源確保のためにどのような税制改革を行ったのか。また、その改革を「公平性」の観点からはどのように評価することができるのだろうか。本書は、グローバル化とともに変わりゆく租税のあり方と、その目指している方向に迫る。

目次

  • 第1部 総論(グローバル化は世界の税制をどう変えたのか—税制改革論の再設定;租税論シンポジウム—経済のグローバル化と所得税改革;グローバル時代における個人所得課税の思想—ドゥオーキンの「資源の平等」論を導きの糸として)
  • 第2部 グローバル化と税制の国際比較(アメリカの連邦所得税改革—所得税批判論の展開と大統領税制改革諮問委員会提案を中心に;アメリカの近年の資産性所得減税—配当所得減税を中心に;アメリカにおける消費課税シフトの実態と論理—貯蓄支援政策の展開過程との関連を中心に ほか)
  • 第3部 グローバル化へのボーダーを越える対応(資本所得における情報交換と源泉徴収制度—日本の捕捉徴収制度としての可能性;経済活動のグローバル化の進展と法人税—EUレベルでの法人税調和に向けた試み;地方消費課税と課税自主権—アメリカ州小売売上税改革の理論と現実)
  • 新しい所得税改革の道標としての「修正版包括的所得税」

「BOOKデータベース」 より

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