自然保護をめぐる文化の政治 : ブータン牧畜民の生活・信仰・環境政策

書誌事項

自然保護をめぐる文化の政治 : ブータン牧畜民の生活・信仰・環境政策

宮本万里著

(ブックレット《アジアを学ぼう》, 16)

風響社, 2009.11

タイトル別名

自然保護をめぐる文化の政治 : ブータン牧畜民の生活信仰環境政策

タイトル読み

シゼン ホゴ オ メグル ブンカ ノ セイジ : ブータン ボクチクミン ノ セイカツ・シンコウ・カンキョウ セイサク

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注記

引用文献: p55-56

内容説明・目次

内容説明

生態環境に寄り添って暮らしてきたブータン牧畜民。しかし、「環境にやさしい」政策がそのエコな暮らしを脅かすという矛盾を生んでいる。環境とやさしさはどうしたら共存できるのか—。

目次

  • 「環境にやさしい我々」という自画像をめぐって
  • 第1部 森林政策における「環境主義」の起源(開発導入期の森林開発(1950年代〜);ディープエコロジーの思想潮流と仏教の接合(1987年〜);「伝統維持=環境保護」イデオロギーの形成(1990年〜);グローバルな価値のなかで生きる(1992年〜);環境保護を制度化する(1995年〜))
  • 第2部 自然環境保護とはなにか—国立公園における環境政策と牧畜民(ブータンの国立公園;「森林」定義の変遷;畜牛保有と家畜飼育形態;自然環境保護への「脅威」としての森林放牧;森林放牧と牛の屠殺をめぐる文化の政治)

「BOOKデータベース」 より

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