詩人イエス : ドイツ文学から見た聖書詩学・序説
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書誌事項
詩人イエス : ドイツ文学から見た聖書詩学・序説
教文館, 2010.1
- タイトル別名
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詩人イエス : ドイツ文学から見た聖書詩学序説
- タイトル読み
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シジン イエス : ドイツ ブンガク カラ ミタ セイショ シガク・ジョセツ
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内容説明・目次
内容説明
現代に信仰詩は可能か?純化を求め、自己完結を貫く人間の言葉の中で、神の啓示への応答としての信仰詩はどのようにして生まれるのか?人間の閉ざされた言葉の前で、自らをへりくだらせた「神の詩」としてのイエスが、砕かれ、十字架につけられるという出来事に直面するとき、破れた人間の言葉から「二人称的世界」は劈かれ、讃美の詩は生まれる。聖書詩学の試み。
目次
- 序 聖書詩学?
- 第1章 詩人イエス—「神の詩」の存立とその語法について
- 第2章 讃美のはじまり—啓示への応答としての「うた」
- 第3章 ルター讃美歌の生成—「ひとつの死、別なる死を喰らいて」
- 第4章 バッハ・詩と音楽の関わり—カンタータ第一〇六番「神の時は最良の時」
- 第5章 ドイツ宗教詩と世俗化の問題—信仰の歌と問いかける詩
- 第6章 ハーマンにおける「霊(ゲーニウス)」—「聖なるもの」の喪失に抗して
- 第7章 聖書詩学と『美学提要』—キリスト教文学における古典古代の伝統とその受容
- 第8章 譬えと物語り—語り手の問題・賢治にふれつつ
- 結び 現代における信仰詩の可能性
「BOOKデータベース」 より