地球温暖化と昆虫
著者
書誌事項
地球温暖化と昆虫
全国農村教育協会, 2010.2
- タイトル別名
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Effects of global warming on insects
- タイトル読み
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チキュウ オンダンカ ト コンチュウ
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注記
内容: はじめに(桐谷圭治, 湯川淳一), 第1章: 温暖化の現状と東アジアの気候, 第2章: 分布域の変化(1「気候温暖化とナガサキアゲハの分布拡大」-3「土着可能域の広がりと縮小の予測」), 第3章: 発生の早期化,季節との同時性(1「初見日と初鳴日」-3「樹幹から下枝へ,生活舞台の移動」), 第4章: 進入害虫(1「南方からの害虫の侵入と定着,北上」,2「温暖化を先取りするハウス栽培」), 第5章: 越冬の生理機構と温暖化, 第6章: 世代数の増加と個体群密度(1「温暖化が昆虫群集にどんな影響を与えるか」,2「世代数増加と発生量の予測」), 第7章: 異常発生と絶滅(1「人工造林と休耕田がもたらしたカメムシ問題を地球温暖化があおる」,2「降雪量とブナ林の昆虫個体群」, コラム(1「ブナの衰退がブナタマバエ類の種数を減らす」,2「ありえない話「カマキリの雪予想」」)), 第8章: 高温障害(1「熱帯地方のマラリアとこれを媒介する蚊は酷暑が苦手」-3「」), 第9章: 植物を通しての影響 --CO2濃度の上昇による植物~昆虫相互作用の変化, 参考文献, あとがき(湯川淳一, 桐谷圭治), 和名索引, 学名索引, 事項索引, 地名索引
引用文献: 各章末
参考文献: p315
和名索引: p319-326
学名索引: p327-329
事項索引: p330-338
地名索引: p339-346
収録内容
- 温暖化の現状と東アジアの気候 / 加藤内藏進 [執筆]
- 気候温暖化とナガサキアゲハの分布拡大 / 吉尾政信, 石井実 [執筆]
- 北上するミナミアオカメムシと局地的に絶滅するアオクサカメムシ : 温暖化による地理的分布と種構成の変化 / 湯川淳一, 桐谷圭治 [執筆]
- 土着可能域の広がりと縮小の予測 / 紙谷聡志 [執筆]
- 初見日と初鳴日 / 紙谷聡志 [執筆]
- 昆虫と寄主植物のフェノロジーとの同時性 / 湯川淳一 [執筆]
- 樹幹から下枝へ,生活舞台の移動 / 徳田誠, 湯川淳一 [執筆]
- 南方からの害虫の侵入と定着,北上 / 安田慶次, 上地奈美 [執筆]
- 温暖化を先取りするハウス栽培 / 桐谷圭治 [執筆]
- 越冬の生理機構と温暖化 / 沼田英治 [執筆]
- 温暖化が昆虫群集にどんな影響を与えるか / 桐谷圭治 [執筆]
- 世代数増加と発生量の予測 / 山村光司 [執筆]
- 人工造林と休耕田がもたらしたカメムシ問題を地球温暖化があおる / 桐谷圭治 [執筆]
- 降雪量とブナ林の昆虫個体群 / 鎌田直人, 佐藤信輔, 小谷二郎 [執筆]
- ブナの衰退がブナタマバエ類の種数を減らす / 佐藤信輔, 津田清, 湯川淳一 [執筆]
- ありえない話「カマキリの雪予想」 / 安藤喜一 [執筆]
- 熱帯地方のマラリアとこれを媒介する蚊は酷暑が苦手 / 池本孝哉 [執筆]
- 仮想温暖化装置を用いたミナミアオカメムシの発生予測 / 藤崎憲治 [執筆]
- 昆虫の高温障害と最短発育温度,そしてミナミアオカメムシの将来 / 桐谷圭治 [執筆]
- 植物を通しての影響 : CO2濃度の上昇による植物~昆虫相互作用の変化 / 松村正哉, 桐谷圭治 [執筆]
内容説明・目次
目次
- 第1章 温暖化の現状と東アジアの気候
- 第2章 分布域の変化
- 第3章 発生の早期化、季節との同時性
- 第4章 侵入害虫
- 第5章 越冬の生理機構と温暖化
- 第6章 世代数の増加と個体群密度
- 第7章 異常発生と絶滅
- 第8章 高温障害
- 第9章 植物を通しての影響—CO2濃度の上昇による植物〜昆虫相互作用の変化
「BOOKデータベース」 より