ブッダはなぜ女嫌いになったのか
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ブッダはなぜ女嫌いになったのか
(幻冬舎新書, 154)
幻冬舎, 2010.1
- タイトル読み
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ブッダ ワ ナゼ オンナギライ ニ ナッタ ノカ
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注記
主要参考文献: p172-173
内容説明・目次
内容説明
ブッダとは「悟った人」の意味だが、その悟りへの歩みは、生後間もない息子に「ラーフラ(=邪魔者)」と名付け、妻子を置き去りにして出奔することから始まった。「人とかかわるな、交わるな」と説いたブッダは、「女の究極目標は相手を縛り支配すること」と断じ、女の出家に最後まで難色を示し続けた。ようやく尼僧を許可した後も、女の存在が仏法を駄目にすると愚痴って弟子を悩ませる。この徹底した女性への警戒心、恐怖感はどこからきたのか。原始仏教経典を精緻に読み込むことで見えた、生みの母、育ての母、妻との愛に苦悩する、知られざるブッダの姿。
目次
- 経典の話
- 第1章 マーヤー—「まぼろし」という名の母(「まぼろし」という名の母;ブッダの父母の家系—シャカ族とコーリヤ族 ほか)
- 第2章 マハーパジャーパティー—許されざる愛(マハーパジャーパティーはブッダの乳母、養母だったか?;シッダッタと異母弟ナンダの年齢差が語ること ほか)
- 第3章 ヤショーダラー—捨てられた妻(ブッダはなぜ、出家したか—出家か家出か;妃の家系〜極悪人デーヴァダッタとのかかわり ほか)
「BOOKデータベース」 より