統計学とは何か : 偶然を生かす
著者
書誌事項
統計学とは何か : 偶然を生かす
(ちくま学芸文庫, [ラ7-1])
筑摩書房, 2010.2
- タイトル別名
-
Statistics and truth : putting chance to work
- タイトル読み
-
トウケイガク トワ ナニカ : グウゼン オ イカス
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注記
原著第2版の翻訳
参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
統計学、それは不確実性を数量化することで、自然や社会にあふれる偶然に立ち向かう新しい科学である。統計学が教えてくれるのは、数量化の方法やデータ処理のノウハウだけではない。本書は、確かな根拠に基づき、賢く判断して生きていくための思考法・発想法という深い次元で統計学をとらえる。そして、豊富な具体例を交えながらその歴史や数理を解説し、人間行為と不確実性の関係を科学哲学的に考えてゆく。現代人必須の“統計的センス”を磨くために、必読の一冊。
目次
- 第1章 不確実性、ランダム性と新しい知識の創造
- 第2章 不確実性を飼いならす—統計学の進展
- 第3章 データ解析の原理と方策—データの訊問
- 第4章 重み付き分布—偏りが内在するデータ
- 第5章 統計学による真理探究
- 第6章 統計学と社会—数から学ぶ
- 補遺A 第1章の内容に対する討論
- 補遺B スリニバサ・ラマヌジャン—希有の天才
「BOOKデータベース」 より