魔術的リアリズム : メランコリーの芸術

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魔術的リアリズム : メランコリーの芸術

種村季弘著

(ちくま学芸文庫, [タ4-2])

筑摩書房, 2010.2

タイトル読み

マジュツテキ リアリズム : メランコリー ノ ゲイジュツ

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注記

バイオグラフィー: p290-303

ノイエ・ザハリヒカイト年譜 付・回顧展リスト: p316-325

参考文献: p328-331

内容説明・目次

内容説明

1920年ドイツ。表現主義と抽象全盛の時代に突如現れ、束の間妖しく輝き、やがてナチスの「血と大地」の神話の陰に消え去った、幻の芸術があった。歴史の狭間に忘れ去られた画家たちの軌跡を克明にたどり、仇花のごとき芸術の誕生と死を通して、ある時代の肖像を鮮やかに描きだした名著。

目次

  • 前口上 魔術的リアリズム、ノイエ・ザハリヒカイトとは何か
  • ヴァイマールの夜の側
  • 不気味なもの
  • アントン・レーダーシャイト—絶対零度の孤独
  • フランツ・ラジヴィル—世界鏡としての魔術的球体
  • アルベルト・エレボー—独身者の部屋
  • クリスティアン・シャート—皮膚の上の滑走
  • カール・グロスベルク—黒いメランコリー
  • ゲオルク・シュリンプフ—無時間的な生の一齣
  • リヒャルト・エルツェ—壜の中の精霊
  • ルドルフ・ヴァッカー—事物の言葉
  • ハノーファーの牧歌的リアリズム—環境への偏愛
  • オランダの魔術的リアリズム—文化の不安
  • 魔術的リアリズム・その後—アメリカ・アメリカ

「BOOKデータベース」 より

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