曲亭馬琴の世界 : 戯作とその周縁 The world of Kyokutei Bakin : gesaku and its environs

書誌事項

曲亭馬琴の世界 : 戯作とその周縁 = The world of Kyokutei Bakin : gesaku and its environs

板坂則子著

笠間書院, 2010.2

タイトル読み

キョクテイ バキン ノ セカイ : ゲサク ト ソノ シュウエン

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注記

曲亭馬琴著作年表: p649-674

英文要旨あり

内容説明・目次

内容説明

現在残されている板本や稿本から創作過程を細かく辿り、そこから馬琴作品に多く見られる手法を探ったり、潜在意識にある発想の型を見出す。そこから馬琴の目指した「娯楽としての読書」がどのように存在しえたかを考え、読書史の中で馬琴が果たした役割を考察する。

目次

  • 第1章 馬琴合巻—化政期合巻と役者似顔絵(化政期合巻の世界—馬琴合巻と役者似顔絵;馬琴著作の稿本に見る「役者」と「役柄」;馬琴合巻における似顔絵使用役者一覧)
  • 第2章 馬琴読本—板本と稿本から見た物語の創造(『占夢南柯後記』;『南総里見八犬伝』)
  • 第3章 馬琴戯作の原型—想像力の基底と瀧澤家(馬琴戯作における想像力の原型—馬琴と「小夜の中山」伝説;瀧澤家の人々—女性たちをめぐって 「『吾仏の記』から」)
  • 第4章 戯作の読者と読書—草双紙と浮世絵(草双紙の読者—婦幼の表すもの;楚満人と馬琴—草双紙におけるヒロイン像の変遷;浮世絵における女性読者像の変遷)

「BOOKデータベース」 より

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