書誌事項

日本政治「失敗」の研究

坂野潤治 [著]

(講談社学術文庫, [1987])

講談社, 2010.3

タイトル別名

日本政治失敗の研究

タイトル読み

ニホン セイジ 「シッパイ」 ノ ケンキュウ

大学図書館所蔵 件 / 173

この図書・雑誌をさがす

注記

2001年7月光芒社より刊行されたもの

関連参考文献: p279-281

関連略年表: p283-285

内容説明・目次

内容説明

二〇〇九年九月に実現した「政権交代」。だが、目指すべき「二大政党制」とは何か。日本では社会民主主義政党は育たないのか。「英国流の議院内閣制」を唱えた福沢諭吉や徳富蘇峰、「民本主義」の吉野作造、日中戦争勃発直前に躍進した社民勢力など、民主化に尽力した「敗者」を軸に近代史を再検討し、現在の政治改革に多大な影響を与えた画期的著作。

目次

  • 序章 先人の「失敗」に学ぶ—「常情の国民」と「常情の改革」
  • 第1章 敗者の栄光—日本の社会民主主義
  • 第2章 天皇制と共産主義に抗して—吉野作造
  • 第3章 分権システム下の民主的リーダーシップ—ロンドン軍縮協定
  • 第4章 戦前日本の「平和」と「民主主義」—一九一九〜三七年
  • 第5章 戦前日本の「民主化」の最終局面—一九三六〜三七年
  • 第6章 天皇側近の敗北と国際連盟脱退—幻の御前会議
  • 終章 戦前日本の自由主義政党に学ぶ

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ