物語の「皇女」 : もうひとつの王朝物語史

書誌事項

物語の「皇女」 : もうひとつの王朝物語史

勝亦志織著

笠間書院, 2010.2

タイトル別名

物語の皇女 : もうひとつの王朝物語史

王朝物語における<皇女>の位相

王朝物語における皇女の位相

タイトル読み

モノガタリ ノ コウジョ : モウ ヒトツ ノ オウチョウ モノガタリシ

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注記

博士論文『王朝物語における<皇女>の位相』 (学習院大学、2009年3月) に加筆したもの

内容説明・目次

内容説明

王権論や天皇制論の議論のなかで見過ごされてきた皇女・女院という女性たちに注目し、改めて物語研究の側から、「天皇家」の問題などを考えていく。平安から数百年続く物語の歴史を相手に、歴史とは違う物語独自の意識を探り、王朝物語生成の意味を考える書。

目次

  • 序章 王朝物語とは何か—王朝物語及び「皇女」の定義、「皇女」を研究する意図
  • 第1章 平安王朝文学における「皇女」
  • 第2章 中世王朝物語における「皇女」—『いはでしのぶ』を中心にして
  • 第3章 「天皇家」における女性の役割—「斎王」と「后」
  • 第4章 王朝物語享受の一端—『源氏物語』「梅枝」巻から
  • 終章 「皇女」のあり方と「天皇家」

「BOOKデータベース」 より

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