文化の意味論 : 現代のキーワード集
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文化の意味論 : 現代のキーワード集
(叢書・ウニベルシタス, 933)
法政大学出版局, 2010.3
- タイトル別名
-
Cultural semantics : keywords of our time
文化の意味論 : 現代のキーワード集
- タイトル読み
-
ブンカ ノ イミ ロン : ゲンダイ ノ キー ワードシュウ
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注記
原著 (Amherst : University of Massachusetts Press, c1998) の全訳
内容説明・目次
内容説明
冷戦下、資本主義と社会主義、西側世界と旧植民地世界、高級文化と下位文化のあいだの「アイデンティティの政治」が、すべての知識人・大衆を呑み込んだ20世紀後半。批判理論やポスト構造主義以降の文化史、社会史、ジェンダー論、文化研究等の思想は、どのような眼差しで近代(後の)世界を読み解いてきたのか。米国の気鋭の批評家が、しなやかな論理と機知で思想の「現在」を捉えたエッセー集。
目次
- 理論を奉じて
- ヨーロッパ思想史と多文化主義という亡霊
- 経験の歌—日常史をめぐる論争
- 主体なき経験—ヴァルター・ベンヤミンと小説
- 限界‐経験の諸限界—バタイユとフーコー
- ソヴィエト連合に権力をあたえるな
- クリスタ・ヴォルフなんか恐くない—文化を転倒する力学について
- ポストモダンのファシズムか?—抑圧されたものの回帰について
- 教育者たちを教育する
- 美学のアリバイ
- ミメーシスとミメーシス論—アドルノとラクー=ラバイト
- パフォーマンス・アーティストとしてのアカデミズムの女性
- 力ずくで抑えられたアブジェクシオン
- 無気味な一九九〇年代
- 心理主義という幽霊とモダニズム
- モダンのペイガニズムとポストモダンのペイガニズム—ピーター・ゲイとジャン=フランソワ・リオタール
- ガヴリロ・プリンツィプの手枷
「BOOKデータベース」 より