ヤコブ・ベーメと神智学の展開
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書誌事項
ヤコブ・ベーメと神智学の展開
岩波書店, 2010.3
- タイトル別名
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ヤコブベーメと神智学の展開
- タイトル読み
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ヤコブ ベーメ ト シンチガク ノ テンカイ
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内容説明・目次
内容説明
ヤコブ・ベーメに発する神秘思想の水脈をたどる。汎ヨーロッパ的な拡がりをもった神智学の渦潮は、科学革命と啓蒙主義に比肩しうる、起爆力とダイナミズムを具えていた。—もう一つの思想潮流、神秘家列伝。
目次
- ヨーロッパ神秘思想における「乙女ソフィア」
- 1 ヤコブ・ベーメの神秘思想(神秘体験;創造と悪;メルクリウス—『デ・シグナトゥラ・レールム』を中心として)
- 2 ヨーロッパの神智学(ライデンへの道—Q・クールマンの神秘体験;ヘルメス学と神秘学との結合—J・ポーディジの『知恵の石』について;人間の聖化と天界について—マルセの神秘思想)
- 3 啓蒙思想との闘争(『ベンガルの虎』—エッカルツハウゼンの動物寓話について;ラーヴァター観相学の理論背景と愛の理念—『観相学断章』を中心として)
- 詩と歴史から神秘神学へ—アーノルトの思想的特質について
- 付論 歴史と再生—アーノルトの神秘思想について
「BOOKデータベース」 より