現代本格ミステリの研究 : 「後期クイーン的問題」をめぐって

書誌事項

現代本格ミステリの研究 : 「後期クイーン的問題」をめぐって

諸岡卓真著

(北海道大学大学院文学研究科研究叢書, 17)

北海道大学出版会, 2010.3

タイトル別名

A study of "HONKAKU" mystery

現代本格ミステリの研究 : 後期クイーン的問題をめぐって

タイトル読み

ゲンダイ ホンカク ミステリ ノ ケンキュウ : 「コウキ クイーンテキ モンダイ」オ メグッテ

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注記

博士論文「現代本格ミステリの研究 : 後期クイーン的問題を軸に」 (北海道大学, 2007) の改題・改稿

引用・参考文献一覧: p227-233

内容説明・目次

内容説明

1980年代後半に劇的な復活を遂げ現在に至るまで様々なメディアで人気を博している本格ミステリ。小説とゲームを読み解きながら謎解きの(不)可能性をめぐって繰り広げられたその具体的展開を追う。

目次

  • 序章 「後期クイーン的問題」をめぐって
  • 第1章 多層化する境界線—氷川透『人魚とミノタウロス』論
  • 第2章 本格ミステリ殺人事件—麻耶雄嵩『翼ある闇』論
  • 第3章 九〇年代本格ミステリの延命策
  • 第4章 置き去りの推理—『逆転裁判』編
  • 第5章 並立の推理—『逆転裁判2』論
  • 第6章 操りという幻想—西澤保彦『神のロジック 人間のマジック』論
  • 第7章 現代本格ミステリのアポリア
  • 終章 本研究の成果と課題

「BOOKデータベース」 より

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