包摂と排除の比較政治学
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包摂と排除の比較政治学
(龍谷大学社会科学研究所叢書, 第87巻)
ミネルヴァ書房, 2010.3
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ホウセツ ト ハイジョ ノ ヒカク セイジガク
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Note
内容: 序章「包摂と排除の比較政治学」, 第1部「包摂と排除の理論」(第1章「格差・貧困・社会的排除の比較政治経済学」-第2章「包摂と排除の国際比較」), 第2部「欧米諸国にみる政治的課題」(第3章「二重の統合と排除」-第8章「下層中間層の没落と再建」)
参考文献あり
Contents of Works
- 序章: 包摂と排除の比較政治学 : 問題の所在 / 野田昌吾 [執筆]
- 第1章: 格差・貧困・社会的排除の比較政治経済学 : 雇用と福祉から見たEUと日本 / 石田徹 [執筆]
- 第2章: 包摂と排除の国際比較 : 外国人労働者, 移民, ムスリム問題 / 高橋進 [執筆]
- 第3章: 二重の統合と排除 : トルコに対するドイツの対応 / 中谷毅 [執筆]
- 第4章: 揺らぐ「平等と連帯」の社会 : フランス政治の変容と社会モデルの危機 / 畑山敏夫 [執筆]
- 第5章: フレクシキュリティと社会的包摂 : オーストリアの実験 / 馬場優 [執筆]
- 第6章: イギリス中等教育政策における社会的排除との闘い : ブレア政権における「アカデミー」の評価を中心に / 小堀眞裕 [執筆]
- 第7章: 住居をめぐる闘争 : フランスにおけるホームレス問題 / 藤井篤 [執筆]
- 第8章: 下層中間層の没落と再建 : アメリカ医療保障の政治経済学 / 神谷章生 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
今日、雇用、福祉、教育、医療、住宅、情報、政治参加、家族、エスニシティなどさまざまな領域で進行している「社会的排除」は、社会の解体を招きかねないほど先鋭化の様相を呈しつつある。「排除」の克服の方途を探り、新しい社会モデルを再構築することは、先進国の政治にとって最重要の課題となっている。本書は、日米欧先進社会における多次元的な「社会的排除」の展開を歴史的・構造的に把握し、あるべき「社会的包摂」の道を検討した共同研究の成果である。
Table of Contents
- 包摂と排除の比較政治学—問題の所在
- 第1部 包摂と排除の理論(格差・貧困・社会的排除の比較政治経済学—雇用と福祉から見たEUと日本;包摂と排除の国際比較—外国人労働者、移民、ムスリム問題)
- 第2部 欧米諸国にみる政治的課題(二重の統合と排除—トルコに対するドイツの対応;揺らぐ「平等と連帯」の社会—フランス政治の変容と社会モデルの危機;フレクシキュリティと社会的包摂—オーストリアの実験;イギリス中等教育政策における社会的排除との闘い—ブレア政権における「アカデミー」の評価を中心に;住居をめぐる闘争—フランスにおけるホームレス問題;下層中間層の没落と再建—アメリカ医療保障の政治経済学)
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