これが「教養」だ
著者
書誌事項
これが「教養」だ
(新潮新書, 361)
新潮社, 2010.4
- タイトル別名
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これが教養だ
- タイトル読み
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コレ ガ キョウヨウ ダ
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内容説明・目次
内容説明
「教養」の歴史は意外なほど浅い。その教養がなぜ、「古典」「読書」「該博な知識」などと結びつき変質してしまったのか—。新進気鋭の哲学者が、探偵のごとく「真の教養の姿」を追い求め、現代に蘇らせる知的興奮の書。
目次
- 第1章 手垢にまみれた教養の本当の姿(「教養とは何か」という危険な問題;八世紀生れの新しい考え方 ほか)
- 第2章 「教養」という日本語の考古学(大正時代から使われ出した言葉;諸橋『大漢和辞典』には載っているが… ほか)
- 第3章 「輸入の缶詰」を開けてみる(加藤周一と俗物;「俗物」の試金石 ほか)
- 第4章 教養を生れたままの姿で掘り出そう(『山椒魚』は高級で『日刊ゲンダイ』は低級?;古典と教養は何の関係もなかった ほか)
「BOOKデータベース」 より