書誌事項

アジアの文人が見た民衆とその文化

山本英史編著 ; 石川透 [ほか] 著

慶應義塾大学言語文化研究所 , 慶應義塾大学出版会 (発売), 2010.3

タイトル読み

アジア ノ ブンジン ガ ミタ ミンシュウ ト ソノ ブンカ

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注記

そのほかの著者: 山本正身, 桐本東太, 嶋尾稔, 佐藤健太郎, 栗山保之, 長谷部史彦, 野元晋

文献あり

収録内容

  • 浅井了意の仕事と著述 / 石川透[著]
  • 仁斎と益軒 : 近世儒者における知の位相 / 山本正身[著]
  • 「移風易俗」原始 / 桐本東太[著]
  • 公牘の中の"良き民"と"悪しき民" : 清代康煕朝の事例を中心にして / 山本英史[著]
  • ベトナムの家礼と民間文化 / 嶋尾稔[著]
  • 13世紀マグリブの知識人と聖者崇敬 : アブー・アッバース・アザフィーによる聖者伝を通して / 佐藤健太郎[著]
  • 前近代のインド洋におけるアラブの航海技術 : スライマーン・アルマフリーの航海技術書より / 栗山保之[著]
  • 『夜話の優美』にみえるダマスクスのマジュズーブ型聖者 / 長谷部史彦[著]
  • あるイスマーイール・シーア派思想家が見たキリスト教とキリスト教徒 : ラーズィー(322/933-4歿)の『予言の表徴』から第4章第5節の解題と翻訳 / 野元晋[著]

内容説明・目次

内容説明

前近代の日本、中国、ベトナム、インド洋、西アジア、北アフリカにおいて、読み書きができ情報を「書物」としてまとめる能力のあった数少ない文人たちが、その諸地域の民衆とその文化をいかなるものとして描き、いかように評価してきたか。本書は、その「文人」たちが書き残した著述を取り上げ、彼らの当時の民衆観を明らかにする。言語文化研究の未来を拓く、9名の研究者による意欲的な論考集。

目次

  • 浅井了意の仕事と著述
  • 仁斎と益軒—近世儒者における知の位相
  • 「移風易俗」原始
  • 公牘の中の“良き民”と“悪しき民”—清代康煕朝の事例を中心にして
  • ベトナムの家礼と民間文化
  • 13世紀マグリブの知識人と聖者崇敬—アブー・アッバース・アザフィーによる聖者伝を通して
  • 前近代のインド洋におけるアラブの航海技術—スライマーン・アルマフリーの航海技術書より
  • 『夜話の優美』にみえるダマスクスのマジュズーブ型聖者
  • あるイスマーイール・シーア派思想家が見たキリスト教とキリスト教徒:ラーズィー(322/933‐4歿)の『預言の表徴』から第4章第5節の解題と翻訳

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB01712529
  • ISBN
    • 9784766417326
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    vii, 265p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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