日本列島の野生生物と人
著者
書誌事項
日本列島の野生生物と人
(Sekaishiso seminar)
世界思想社, 2010.3
- タイトル別名
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Wildlife-human relationships in Japan
- タイトル読み
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ニホン レットウ ノ ヤセイ セイブツ ト ヒト
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
座談会「人間が関与した自然を考える」その他の述者: 湯浅浩史, 林良博, 長谷川政美, 池谷和信
内容: はじめに(池谷和信), 序章: 日本列島における野生生物と人, 第I部: 野生生物・人関係を把握する視点(第1章「DNAからみた生物の進化」-第3章「環境民俗学からみた人びとの暮らし」), 第II部: 植物の生態と人びとの生活(第4章「世界の中での日本の森と里山」-第6章「照葉樹林における森林の商業的利用」), 第III部: 動物と人とのかかわりの歴史(第7章「「シカの生態系破壊」から見た日本の動物と森と人」-第9章「回遊魚の利用をめぐる環境史」), 第IV部: 現代社会のなかでの野生生物(第10章「人間社会とイノシシ」-第12章「野生絶滅したトキの復活」), 座談会: 人間が関与した自然を考える, おわりに(池谷和信), 「日本列島の野生生物と人」を知るための文献案内, 執筆者紹介, 索引
「日本列島の野生生物と人」を知るための文献案内: p299-308
文献あり
収録内容
- 日本列島における野生生物と人 / 池谷和信 [執筆]
- DNAからみた生物の進化 / 長谷川政美, 米澤隆弘 [執筆]
- 考古学からみた人・動物関係史 / 松井章 [執筆]
- 環境民俗学からみた人びとの暮らし / 篠原徹 [執筆]
- 世界の中での日本の森と里山 / 大澤雅彦 [執筆]
- 九州山地の植物利用 : 椎葉村の植物誌 / 内海泰弘 [執筆]
- 照葉樹林における森林の商業的利用 : 沖縄やんばるの事例 / 増野高司 [執筆]
- 「シカの生態系破壊」から見た日本の動物と森と人 / 揚妻直樹 [執筆]
- 歴史的自然としての海洋 : 日本近海の海獣類と猟業史 / 宇仁義和 [執筆]
- 回遊魚の利用をめぐる環境史 : 対馬暖流域において / 橋村修 [執筆]
- 人間社会とイノシシ : 西日本における変化と獣害 / 小寺祐二 [執筆]
- 希少動物の現状と保護政策 : 沖縄島北部を中心として / 澤志泰正 [執筆]
- 野生絶滅したトキの復活 / 山岸哲 [執筆]
- 人間が関与した自然を考える : 座談会 / 秋篠宮文仁 [ほか述]
内容説明・目次
内容説明
シカ、イノシシ、トキ、アシカやアザラシ、そして山野の植物…様々な生物と人はどのような関係を築いてきたのか。遺伝学、生態学、地理学、考古学、民俗学、文化人類学など学際的アプローチによって、両者の関係の過去・現在、未来を展望する。
目次
- 日本列島における野生生物と人
- 第1部 野生生物・人関係を把握する視点(DNAからみた生物の進化;考古学からみた人・動物関係史 ほか)
- 第2部 植物の生態と人びとの生活(世界の中での日本の森と里山;九州山地の植物利用—椎葉村の植物誌 ほか)
- 第3部 動物と人とのかかわりの歴史(「シカの生態系破壊」から見た日本の動物と森と人;歴史的自然としての海洋—日本近海の海獣類と猟業史 ほか)
- 第4部 現代社会のなかでの野生生物(人間社会とイノシシ—西日本における変化と獣害;希少動物の現状と保護政策—沖縄島北部を中心として ほか)
- 座談会 人間が関与した自然を考える
「BOOKデータベース」 より