思想の折り返し点で
著者
書誌事項
思想の折り返し点で
(岩波現代文庫, 社会 ; 200)
岩波書店, 2010.4
- タイトル別名
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思想の折り返し点で
- タイトル読み
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シソウ ノ オリカエシテン デ
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注記
朝日新聞社より1990年に単行本、98年に朝日選書として刊行されたものを文庫化し、注の内容をアップデイトしたもの
人名索引: 巻末p1-4
内容説明・目次
内容説明
ベルリンの壁の崩壊前後に「朝日ジャーナル」誌でおこなわれた二回の対談。戦後論壇の重要テーマや現代の論点を自由にそして熱く語り合う本書は、久野・鶴見『現代日本の思想』と久野・鶴見・藤田省三『戦後日本の思想』の続編的性格をもつと同時に、この二人の思想家への平易な入門書ともなっている。
目次
- 1 思想の折り返し点で(リベラリズムの系譜と不在;歴史悪をめぐって—イデオロギーと権力;戦後日本—共有すること・受け継ぐこと;自分はどこに石を置くか—考える力と生きる力;個人的・市民的不服従の水脈)
- 2 根に向かう精神(自浄作用としてのペレストロイカ;異議申し立て、そして文体について;「社会主義」の源流—ライフスタイルが中心なのだ;日露戦争以後、原理・原則が落っこちる—いまは「手続き」問題ばかり;「まともさ」の感覚について;未来について)
「BOOKデータベース」 より