共変な摂動論
著者
書誌事項
共変な摂動論
(サクライ上級量子力学 / J.J.サクライ著 ; 樺沢宇紀訳, 第2巻)
丸善プラネット , 丸善株式会社出版事業部 (発売), 2010.4
- タイトル別名
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共変な摂動論
- タイトル読み
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キョウヘン ナ セツドウロン
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注記
参考文献: p[413]-415
内容説明・目次
内容説明
量子場の共変な摂動論を解説。相互作用表示とS行列展開の一般論から始めて、具体例としてモット散乱(電子‐クーロン場散乱)やハイペロンの崩壊、電子‐陽電子対消滅やコンプトン散乱(光子‐電子散乱)、核子間相互作用やメラー散乱(電子‐電子散乱)などを扱いながら、電子・光子・中間子の伝播関数やファインマン規則、断面積の計算方法などを理解しやすい教育的な形で提示してゆく。また、量子電磁力学における繰り込み理論を概説する。
目次
- 第4章 共変な摂動論(自然単位系と次元;相互作用表示によるS行列展開;1次の過程;Mott散乱とハイペロンの崩壊;2光子放射型e−e+対消滅とCompton散乱:電子の伝播関数;伝播関数に対するFeynmanの時空的アプローチ ほか)
- 付録(輻射ゲージ(Coulombゲージ)の電磁力学;ガンマ行列;Pauliの基本定理;共変な摂動論における公式と規則;Feynman積分:電子の自己エネルギーと異常磁気能率)
「BOOKデータベース」 より