日本的霊性
著者
書誌事項
日本的霊性
(角川文庫, 16107)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2010.3
完全版
- タイトル別名
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角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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ニホンテキ レイセイ
大学図書館所蔵 件 / 全53件
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注記
ジャケットに「角川ソフィア文庫」、奥付に「SP H-101-3」とあり
内容説明・目次
内容説明
昭和19年、鈴木大拙は軍部が宣揚する日本精神に対抗して日本的霊性を唱え、本書を著した。大拙は精神の根底には霊性(宗教意識)があると主張。鎌倉時代の浄土系宗教と禅宗を重視した。念仏や禅の本質を生活と結びつけ、わかりやすい言葉で読み解き、日本人が持つべき心の支柱を熱く語る代表作。大拙は戦後、長文の序を付け再刊し、霊性の主張を本格始動した。本書はこの2版を底本とした〔完全版〕。
目次
- 第1篇 鎌倉時代と日本的霊性(情性的生活;日本的霊性の自覚)
- 第2篇 日本的霊性の顕現(日本的霊性の胎動と仏教;霊性;日本的霊性の主体性)
- 第3篇 法然上人と念仏称名(平家の没落;浄土系思想の様相;念仏と「文盲」;念仏唱名)
- 第4篇 妙好人(赤尾の道宗;浅原才市)
- 第5篇 金剛経の禅(般若即非の論理;「応無所住而生其心」;三世心不可得;禅概観)
「BOOKデータベース」 より