昭和史の深層 : 15の争点から読み解く
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昭和史の深層 : 15の争点から読み解く
(平凡社新書, 525)
平凡社, 2010.5
初版
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ショウワシ ノ シンソウ : 15 ノ ソウテン カラ ヨミトク
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内容説明・目次
内容説明
昭和三十年代の「昭和史論争」を初め、これまで、昭和史をめぐっては様々な論争が繰り広げられてきた。今日でも、国を超えた歴史共同研究が進む一方、個別のテーマに関して、依然として対立点が存在する。これまでの論争は果たして本質的なものであっただろうか?15のテーマに関して、史実を整理し、より本質的な問題点を提示する。
目次
- 満州事変前後の国家改造運動
- 二・二六事件と新統制派
- 日中戦争と「現地解決・不拡大」
- 南京事件—戦場における残虐行為とは
- 太平洋戦争とその歴史的本質
- 毒ガス・原爆・大量殺りく兵器を許した論理
- 北方四島、北海道占領をめぐるドラマ
- 「敗戦」と向き合うということ
- 東京裁判が真に問うていること
- 占領期に見る宰相の資質
- 占領は解放か。それとっも抑圧か
- 強制連行の実態を考える
- 沖縄県の本質を見つめる
- 慰安婦問題に見る「戦場と性」
- 昭和天皇の歴史的役割を分析する
「BOOKデータベース」 より