国民国家の境界
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国民国家の境界
(政治を問い直す, 1)
日本経済評論社, 2010.5
- タイトル読み
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コクミン コッカ ノ キョウカイ
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注記
その他の編者: 小野一, 田中ひかる, 堀江孝司
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
「国籍」「民族」「祖国」「公共圏」…。これらの概念はどのように変容し新しい課題を生み出しているか。グローバル化社会の深奥を“移動”と“越境”から繙く。
目次
- 国民国家の境界—時間と空間から問い直す
- 第1部 国籍と市民権を問い直す(越境するシティズンシップとポスト植民地主義;動揺する国民国家を受け止める;国民の歴史意識を問い直す—国籍と戸籍をめぐって交錯した沖縄・奄美と旧植民地)
- 第2部 公共政策空間を問い直す(公共圏の創出、拡大、変容—東ドイツ環境運動を事例に;越境する政策と国際的な規範—女性政策をめぐる国境を越える政治;越境するハウスホールド—大陸ヨーロッパにおける移民家庭内ケアワーカーから考える;ドイツにおける移民・外国人政策—ヨーロッパ政治との相互規定関係のなかで;「移民のいない日」(2006年5月1日)の衝撃—ヒスパニックはアメリカをどう変えたか)
- 第3部 越境の歴史を問い直す(国境を越える連帯—1920年代広州における「中韓協会」;国民国家を越える戦場への移動—スペイン国際旅団とアメリカ人義勇兵:アメリカの若者が見たスペイン内戦;人の移動と思想・運動の生成—ロシア革命前後のロシア出身のユダヤ系移民アナーキスト)
「BOOKデータベース」 より