現代思想の教科書 : 世界を考える知の地平15章
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書誌事項
現代思想の教科書 : 世界を考える知の地平15章
(ちくま学芸文庫, [イ41-1])
筑摩書房, 2010.5
- タイトル別名
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現代思想の地平
- タイトル読み
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ゲンダイ シソウ ノ キョウカショ : セカイ オ カンガエル チ ノ チヘイ 15ショウ
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注記
「現代思想の地平」(放送大学教育振興会 2005.3刊)に、加筆・修正を加えたもの
叢書番号はブックジャケットによる
読書案内: p356-371
内容説明・目次
内容説明
現在、私たちを取り巻く「知」の数々は、20世紀以降の世界がおかれた4つの状況から発生する。本書ではそれを、ポスト・グーテンベルク状況、ポスト・モダン状況、ポスト・ナショナル状況、ポスト・ヒューマン状況と名づける。そして、そこから浮かび上がってくる「イメージと記号論」「情報とメディアの思想」「ナショナリズムと国家」など、15個のトピックスに切り分け、ソシュール、レヴィ=ストロース、フーコーという巨人たちの思想を読みなおしていく。ありきたりの哲学教科書では学ぶことのできない、現代思想における全ての最重要論点を、一から平明に解く15章の徹底講義。
目次
- 「現代思想とは何か」—イントロダクション
- 「言語の世紀」の問い—ソシュールをめぐって
- 記号とイメージの時代—パースと現代記号論
- 無意識の問い—「フロイトの発見」以後
- 文化の意味—「構造主義革命」以後
- 「欲望とは何か」—欲望と主体
- 「権力と身体」—権力と主体化
- 「社会とは何か」—象徴闘争と社会場
- 情報とメディアの思想—「メディアはメッセージ」
- 文化産業と想像力—想像の未来
- 「戦争について」—戦争はなぜ終わらないのか 西谷修との対談
- 「宗教について」—宗教の回帰を問う 西谷修との対談
- ナショナリズムと国家—ナショナリズムを克服する 小森陽一との対談
- 差異と同一性の共生原理—ジェンダー、マイノリティ、クレオール、マルチチュード
- 総括と展望—新しい人文知のために
「BOOKデータベース」 より