ナマコを歩く : 現場から考える生物多様性と文化多様性
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ナマコを歩く : 現場から考える生物多様性と文化多様性
新泉社, 2010.5
- タイトル読み
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ナマコ オ アルク : ゲンバ カラ カンガエル セイブツ タヨウセイ ト ブンカ タヨウセイ
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内容説明・目次
内容説明
水産資源の減少と利用規制が議論されるなか、ナマコをめぐるエコ・ポリティクスを追う。グローバルな生産・流通・消費の現場を歩き、資源利用者が育んできた固有の文化をいかに守り、地球主体の資源管理を展望できるのかを考えた。
目次
- ナマコをめぐるエコ・ポリティクス—環境主義下の世界に生きる
- 1 エコ・ポリティクスとコモンス(ダイナマイト漁の構図—環境問題への視角;ガラパゴスの「ナマコ戦争」—資源管理の当事者性)
- 2 ナマコを獲る(フィリピンのナマコ漁—マンシ島の事例から;日本のナマコ漁—北海道と沖縄の事例から)
- 3 ナマコを食べる(イリコ食文化—歴史と現在;中国ナマコ市場の発展史—大連の市場調査を中心に;ソウルのナマコ市場—チャヂャミョンとタマナマコ;イリコ・イン・アメリカ—グローバル化時代のナマコ市場)
- 4 ナマコで考える(同時代をみつめる眼—鶴見良行のアジア学とナマコ学;サマ研究とモノ研究)
- 生物多様性の危機と文化多様性の保全
「BOOKデータベース」 より