書誌事項

源氏物語姫君のふるまい

太田敦子著

(新典社新書, 50)

新典社, 2010.5

タイトル別名

源氏物語 : 姫君のふるまい

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ ヒメギミ ノ フルマイ

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内容説明・目次

内容説明

言葉少なな深窓の姫君たち。だが、源氏物語がふとした合間に描く“ふるまい”にその思いはこめられている。冷談だと思われがちな葵の上。女三宮が柏木に見せた立ち姿と見返り姿の意義。死にゆく紫の上の手のゆくえ…。ささやかなふるまいから浮かび上がる姫君たちの真実。

目次

  • 1 絵に描きたる葵の上(葵の上という姫君;古代における絵の力;源氏物語のなかの「絵」;「しすゑられ」る葵の上;葵の上の「まみ」のゆくえ)
  • 2 立つ女三宮(柏木の発病;垣間見られる女三宮;「たつ」ものたち;臥す柏木;見返る女三宮—幻想の天女)
  • 3 紫の上の手のゆくえ(手をとられる紫の上;「手」をめぐって;手をとること;手をとらえる光源氏;光源氏と紫の上の手のゆくえ)

「BOOKデータベース」 より

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