紫上系と玉鬘系 : 成立論のゆくえ
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紫上系と玉鬘系 : 成立論のゆくえ
(テーマで読む源氏物語論 / 上原作和, 陣野英則編集, 4)
勉誠出版, 2010.6
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紫上系と玉鬘系 : 成立論のゆくえ
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ムラサキノウエケイ ト タマカズラケイ : セイリツロン ノ ユクエ
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Note
監修: 今西祐一郎, 室伏信助
Description and Table of Contents
Description
『源氏物語』は現在の巻順どおりに書かれたのだろうか?『源氏物語』は一個の長篇小説なのだろうか?阿部秋生・武田宗俊・風巻景次郎らの仮説を再検証し、物語研究の概念を根本から問い直す。
Table of Contents
- 総説 “『源氏物語』はどのように出来たのか?”を考えるために
- 第1部 紫上系・玉鬘系の発見(源氏物語執筆の順序—若紫の巻前後の諸帖に就いて;源語成立攷—擱筆と下筆とについての一假説;源氏物語の構成;源氏物語の最初の形態;源氏物語の最初の形態再論;源氏物語の成立に關する試論—紫と紫のゆかりの物語)
- 第2部 成立論に対する疑問と総括(源氏物語の主題とその成立過程;武田宗俊氏著「源氏物語の最初の形態」の検討(抄);結語;宇津保物語は合作か?;源氏物語成立論の争点;源氏物語の成立)
- 第3部 成立論の可能性と概念の変革(あて宮物語と忠こそ物語—宇津保物語首部三巻の巻序と成立;紫上系と玉鬘系;源氏物語の成立と構想;夕顔以前の省筆;蓬生巻の「めづらし人」—物語異文の形態学的研究)
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