王朝人の婚姻と信仰
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王朝人の婚姻と信仰
森話社, 2010.5
- タイトル読み
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オウチョウビト ノ コンイン ト シンコウ
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注記
参考文献: 論末
内容説明・目次
内容説明
本書では、歴史学・日本文学・中国哲学研究が共同で、主に平安時代の婚姻と信仰にかかわる諸問題を扱う。婚姻儀礼・後宮・男女関係・家族関係等や、古代祭祀・陰陽道・仏教・儒教等に関連する、それぞれ多岐にわたる論考を収録して、王朝人の生活の営みを明らかにする。
目次
- 1 婚姻(副臥考—平安王朝社会の婚姻儀礼;和歌からみた村上朝の後宮;和泉式部と帥宮の物語—『和泉式部日記』における「山の端の月」を中心に;男の持ち物・忘れ物—王朝文学の「通い婚」における愛情の確認;平安時代の養子に関する近業をめぐって)
- 2 信仰(神を“汝”と呼ぶこと—神霊交渉論のための覚書;僧円能作成の厭符と彰子・敦成親王・道長への呪詛—日本古代呪符の系譜;上東門院彰子の剃髪—「ひたぶるにぞ削ぎすてさせ給へる」;『狭衣物語』の土忌—飛鳥井の君失踪譚の背景として;ある中国研究者の早すぎた死—藤原頼長の経書研究を中心として ほか)
「BOOKデータベース」 より