親鸞からの手紙
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親鸞からの手紙
(ちくま学芸文庫, [ア-9-6])
筑摩書房, 2010.6
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シンラン カラノ テガミ
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親鸞からの手紙
2010.6.
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親鸞からの手紙
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注記
年表: p277-283
参考文献: p284
内容説明・目次
内容説明
親鸞が、もっとも信頼する人びとや、最愛の弟子たちと交わした、胸を打つ手紙の集成。その現存する手紙全42通の現代語訳と解説で親鸞の心中に迫る。最新の親鸞研究の成果にもとづき、全書簡を書かれた順に構成。これにより、子息善鸞の義絶事件などの人間的苦悩と、煩悩具足の凡夫であることの自覚から、ひたすら阿弥陀仏の本願(専修念仏)に帰命する姿が、より鮮明に立ち現れる。それは、仏教を貴族や支配階級のもとから解放し、真に民衆のものとして、多くの衆生を獨世から救おうとする姿にほかならない。現代にも脈々と生きる、親鸞の力強い実践思想へのこのうえない入門書。
目次
- いや女を譲り渡すこと
- 有念無念のこと
- 薬あればとて毒をこのむべからず
- 明法の御房が往生をとげたこと
- 悪は存分に行うのがよいのか
- 争論を慎むこと
- 神仏を軽んじてはならない
- ことさらに悪をこのむ人
- 他力には義なきを義とす
- 善鸞に同調する人々〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より