私の読書遍歴 : 猿飛佐助からハイデガーへ
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書誌事項
私の読書遍歴 : 猿飛佐助からハイデガーへ
(岩波現代文庫, 社会 ; 203)
岩波書店, 2010.6
- タイトル別名
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猿飛佐助からハイデガーへ
私の読書遍歴
- タイトル読み
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ワタクシ ノ ドクショ ヘンレキ : サルトビ サスケ カラ ハイデガー エ
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注記
『猿飛佐助からハイデガーへ』(岩波書店, 2003.9) の改題
書誌データ一覧: p225-239
内容説明・目次
内容説明
忍術小説に熱中した少年が、なぜハイデガーの研究者となるにいたったか。敗戦後の混乱期、著者はあてどなく本を読みあさるうちにドストエフスキー、キルケゴールの著書に出会う。そしてハイデガーの『存在と時間』を読まずにいられなくなり、大学の哲学科に入り哲学研究の道へ…。難解な哲学書のわかりやすい翻訳で知られる著者の、約七〇年に及ぶ読書体験記。
目次
- 1 『神州天馬侠』—満洲での少年時代
- 2 『俳文俳句集』—戦後の混乱期と農林専門学校入学前後
- 3 「四人共産団」—滑稽小説にはまる
- 4 『無常といふ事』—詩歌の森をさまよって
- 5 『悪霊』—ドストエフスキーとキルケゴールを濫読する
- 6 『存在と時間』—ハイデガーを読みたくて大学の哲学科へ
- 7 『行動の構造』—現象学とメルロ=ポンティ翻訳
- 8 『アブサロム・アブサロム』—アメリカ文学耽溺と読書会
- 9 『警視庁草紙』—ミステリ三昧
「BOOKデータベース」 より