書誌事項

日中戦争期中国の社会と文化

エズラ・ヴォーゲル, 平野健一郎編

(日中戦争の国際共同研究, 3)

慶應義塾大学出版会, 2010.6

タイトル読み

ニッチュウ センソウキ チュウゴク ノ シャカイ ト ブンカ

大学図書館所蔵 件 / 160

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

戦場となった中国で繰り広げられた「抵抗のための文化変容」を、政策も民間運動も含めた多様な側面から検証する。この分野の世界水準を示す論文集。

目次

  • 総論 日中戦争期、中国の社会と文化の変容
  • 第1部 戦争と文化政策(抗戦期中国国民党の教育政策とその効果;学人抗争—抗戦期、北平文教界に対する国民党の組織活動;日中戦争期、満洲国の宣伝と芸文—甘粕正彦と武藤富男;官営化・教育化・普及化—抗戦期大後方映画の発展と転換;民衆の歴史物語—占領期上海におけるアヘン戦争の映画化)
  • 第2部 戦争の中の社会活動(日中戦争期上海のコレラ予防運動;日中戦争初期における上海難民問題の対処について;戦時中国の救済工作—中国紅十字会と世界紅卍字会の救済ネットワーク;日中戦争期中国の対米「国民外交」)
  • 第3部 戦争と社会・文化変容(日本軍占領と地域交通網の変容—山西省占領地と蒙疆政権地域を対象として;華北「治安強化運動」期における集合心性—1941‐1942年;満洲国首都「新京」の脱構築;満洲国の中国語文学におけるアヘン・中毒・ジェンダー;抗戦期の郷村建設運動—失われた議会か、運命か、歴史か)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ