書誌事項

宗教以前

高取正男, 橋本峰雄著

(ちくま学芸文庫, [タ34-1])

筑摩書房, 2010.7

タイトル読み

シュウキョウ イゼン

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注記

1968年7月日本放送出版協会より刊行

巻号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

われわれの祖先の素朴な宗教的感覚は、仏教が輸入されてもなお生き続け、ついには仏教そのものを日本的なものへと変容させる根強さを持っていた。近代に入り、科学との出合いや共同体の崩壊を経ても、その感覚は人々の心から完全に消え去ることはなく、今日にいたっている。とりわけ「死」といった日常を超える問題に対する時には、この素朴な感覚が、当然のように顔を出す。本書では、民俗学・歴史学の手法により、日本人の伝統的な宗教意識の諸相を明らかにする。そしてそこを起点に、日本人を救う普遍的な宗教のあり方を探る。民俗学者と宗教家、二人の碩学の出逢いによって生まれた伝説の名著。

目次

  • 序章 伝統の心情
  • 忌みの思想
  • 仏神の加護
  • 神の啓示
  • 産土神の伝統
  • 家と祖先
  • 死生観
  • 終章 国家・科学・宗教

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB02563945
  • ISBN
    • 9784480093011
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    276p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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