美しき姫君 : 発見されたダ・ヴィンチの真作
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書誌事項
美しき姫君 : 発見されたダ・ヴィンチの真作
草思社, 2010.7
- タイトル別名
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La bella principessa : the profile portrait of a Milanese woman
Leonardo da Vinci : La bella principessa : the profile portrait of a Milanese woman
美しき姫君 : 発見されたダヴィンチの真作
- タイトル読み
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ウツクシキ ヒメギミ : ハッケン サレタ ダ・ヴィンチ ノ シンサク
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内容説明・目次
内容説明
1998年1月のNYクリスティーズで、たった1万9千ドルで落札された無名の作品は、じつはレオナルド・ダ・ヴィンチ自身の手による真作だった。ダ・ヴィンチ研究の世界的権威と最新のデジタル画像解析技術による作品の精査は、画面上に遺された「指紋」の照合をふくめ、この「世紀の大発見」が真実だと結論づけた。このニュースは2009年に世界を駆けめぐった。本書はその検証の当事者たちが経緯のすべて書き下ろしたものだ。さながらミステリ小説のように、作品に秘められた謎があらゆる角度から読み解かれ、その出自がしだいに明らかにされていく。美術史に残る貴重な1冊である。
目次
- 第1部 作風からモデルまで(序説;画材を科学的に検証する;作風、制作時期、服装;肖像画の役割、詩、モデル)
- 第2部 物理的・科学的検証(序説;マルチスペクトル撮影;土台;画法;修復作業—パスカル・コット、エヴァ・シュヴァン;描画材のスペクトル解析—パスカル・コット記;X線による調査;指紋の検証—ピーター・ポール・バイロ記;さらに、『チェチリア・ガッレラーニ像』との比較—パスカル・コット記)
- 第3部 総括(発見のまとめ;何が証明されたのか?)
「BOOKデータベース」 より