「私」の存在の比類なさ

書誌事項

「私」の存在の比類なさ

永井均 [著]

(講談社学術文庫, [2000])

講談社, 2010.7

タイトル別名

私の存在の比類なさ

タイトル読み

ワタシ ノ ソンザイ ノ ヒルイ ナサ

注記

原本は1998年勁草書房刊

内容説明・目次

内容説明

永井均は今と同じあり方で存在しながら、彼が私でなくなることは想像できる。このとき、彼には何の異変も起きていない。しかしもはや彼は私ではない。この私を“私”と表記しよう。“私”から展開される永井哲学は、他者や倫理など根源的な問題を刺戟し続けてやまない。著者自身、「本書こそが独在論の入門書として最もふさわしい」と断ずる必読の哲学書。

目次

  • 1(他者)
  • 2(独在性と他者—独我論の本質;ウィトゲンシュタインの独我論 ;独我論と他者—あるいは宇宙の選択の問題)
  • 3(独在性の意味—山田友幸氏の批判に答え、入不二基義氏の所論を批評する;独在性の意味(二)—大庭健氏の批判に答え、入不二基義氏の所論を更に検討する)
  • 5(書評1・大森荘蔵著『時間と自我』;書評2・野矢茂樹著『心と他者』;書評3・B・マクギネス『ウィトゲンシュタイン評伝』 レイ・モンク『ウィトゲンシュタイン 1・2』)
  • 5(差異と実質—ヴィトゲンシュタイン・ソシュール・フッサール)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB02648946
  • ISBN
    • 9784062920001
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    300p
  • 大きさ
    15cm
  • 親書誌ID
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