湾岸産油国 : レンティア国家のゆくえ

書誌事項

湾岸産油国 : レンティア国家のゆくえ

松尾昌樹著

(講談社選書メチエ, 477)

講談社, 2010.8

タイトル読み

ワンガン サンユコク : レンティア コッカ ノ ユクエ

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注記

参考文献: p208-215

内容説明・目次

内容説明

クウェイト、カタル、バハレーン、UAE、オマーン。湾岸産油国は、驚くべき特徴に満ちている。莫大な石油収入によって、所得税はなし、教育費は無料。一人あたりのGDPが日本の二倍の国もある。一方で、「経済発展が民主化を促進する」という定説はあてはまらず、君主制が維持されたままだ。二〇〇九年のドバイ・ショックで、世界経済における影響の大きさを知らしめた「石油王が統治する金満国家」を詳細に分析、政治・経済・社会の実体に迫る。

目次

  • 第1章 湾岸産油国とは
  • 第2章 国家形成への道のり
  • 第3章 レンティア国家仮説
  • 第4章 王朝君主制
  • 第5章 国民統合
  • 第6章 湾岸産油国型エスノクラシー
  • 第7章 湾岸産油国の未来

「BOOKデータベース」 より

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