日本の鬼 : 日本文化探求の視角

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日本の鬼 : 日本文化探求の視角

近藤喜博 [著]

(講談社学術文庫, [2005])

講談社, 2010.8

タイトル読み

ニホン ノ オニ : ニホン ブンカ タンキュウ ノ シカク

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注記

原本は1975年に桜楓社より刊行

内容説明・目次

内容説明

怪異として、神として、あるいは笑いの対象として日本人の生活感情に棲み続ける鬼。その形姿はどのように成立したか。「鬼的」なるものへの恐怖と信仰は、説話や伝承、芸能、絵画・造形、精神文化の上にどう「変幻」し、形をとどめたか。鬼の本質を自然の破壊的エネルギーに捉え、風神雷神から「かきつばた」まで、鬼を通して日本の風土を読み解く。

目次

  • 鬼の由来
  • 第1部 鬼の文化史(武蔵国と渡辺綱;渡辺綱と東国;安達原;黒塚と浅香沼の女;鬼の腕;浅草の雷門;神霊矢口の渡;琵琶湖周辺の呪術と風土性)
  • 第2部 山の鬼・水のモノ(大江山から宇治の橋姫へ;京の五条の女たち;貴船明神の縁起)
  • 第3部 風神・雷神(家屋文鏡を読む;古代建築様式の貫前神社本殿;因幡堂の鬼瓦;三十三間堂の通矢;阿蘇山麓の火;能の鬼;かきつばたの屏風)
  • 第4部 古代伝承と三輪神婚(三輪神婚;古代の死者)

「BOOKデータベース」 より

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