天文学の誕生 : イスラーム文化の役割

書誌事項

天文学の誕生 : イスラーム文化の役割

三村太郎著

(岩波科学ライブラリー, 173)

岩波書店, 2010.8

タイトル読み

テンモンガク ノ タンジョウ : イスラーム ブンカ ノ ヤクワリ

大学図書館所蔵 件 / 262

この図書・雑誌をさがす

注記

関連文献: 巻末p1-5

内容説明・目次

内容説明

古代より、天体のふしぎな運行を予測し、天変地異の前触れを読みとることは、国の政治を司ることにも等しかった。しかし、そうした占星術に端を発する天文学が科学として成立するには、バビロニアや古代ギリシャの成果をどん欲に取り入れようとした中世イスラームの存在が不可欠だったのである。なぜか。その謎を追って知られざる事実を明らかにする。

目次

  • 1 近代科学の起源としての天文学
  • 2 ペルシャ人国家アッバース朝の成立
  • 3 アッバース朝と占星術
  • 4 最先端の天文学としてのインド天文学
  • 5 アッバース朝宮廷と論証
  • 6 アッバース朝宮廷の学者たち—宮廷の助言者として
  • 7 プトレマイオス天文学の再発見
  • 8 プトレマイオス批判からコペルニクスへ

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ