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幕末明治傑物伝

紀田順一郎著

平凡社, 2010.9

タイトル読み

バクマツ メイジ ケツブツデン

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注記

参考文献: p305-311

内容説明・目次

内容説明

江戸‐横浜‐東京—発想と実行力が人生も世の中も変えた開化期、自己を恃み、乾坤一擲を賭した21人の物語。

目次

  • 1 黒船から押し寄せた変革の波(開化の礎、滞日三十三年—J.C.ヘボン(伝道医師・ローマ字創始);巷を彩る牛鍋屋と氷店—中川嘉兵衛(食肉業・製氷事業);気骨の商人、歴史の闇に没す—中居屋重兵衛(生糸貿易商);天嶮十里を翔んだ商傑一代—若尾逸平(生糸商);開化の記録者—下岡蓮杖(写真師・画家);幕末商人が開いた絹の花道—原善三郎・原三渓(生糸商・文化事業))
  • 2 開化の潮流に棹さす先駆者(居留地で体得した焼き加減—内海兵吉・打木彦太郎(製パン業);町絵師から宮廷画家へ—五姓田芳柳・五姓田義松(洋画家);運命を自在に操った豪商一代—高島嘉右衛門(事業家);先端を生きた、チャンスの人—岸田吟香(新聞創始者・事業家);開港地の肝っ玉相場師—田中平八(生糸商・相場師);丘の上に咲く開花の花—メアリー・E・キダー(女子教育家))
  • 3 風雲の時代を駆け抜けた人々(幕末書生の夢、開化飛脚網—前島密(郵便事業);波風高し、文化の先駆—早矢仕有的(商社創業);文明の結晶と香り—堤磯右衛門(石鹸製造);海をこえた緑茶の香り—大谷嘉兵衛(製茶業);自邸の庭に富士山—雨宮敬次郎(相場師);異郷に死す、碧眼の噺家—快楽亭ブラック(噺家))

「BOOKデータベース」 より

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