小説琉球処分
著者
書誌事項
小説琉球処分
(講談社文庫, [お-110-1],
講談社, 2010.8
- 上
- 下
- タイトル別名
-
琉球処分 : 小説
- タイトル読み
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ショウセツ リュウキュウ ショブン
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注記
1972年4月刊を基にしたもの
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784062767699
内容説明
清国と薩摩藩に両属していた琉球—日本が明治の世となったため、薩摩藩の圧制から逃れられる希望を抱いていた。ところが、明治政府の大久保利通卿が断行した台湾出兵など数々の施策は、琉球を完全に清から切り離し日本に組み入れるための布石であった。琉球と日本との不可思議な交渉が始まったのである。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784062767705
内容説明
処分官として派遣された松田道之が琉球に突きつけたのは、尚泰王の上京、清国への朝貢禁止、明治年号の強制など独立どころか藩としての体裁をも奪うものであった。琉球内部でも立場により意見が分かれ…。「世界で軍隊をいちばんきらうという琉球」がどう対処するのか。小説で沖縄問題の根源に迫る不朽の名作。
「BOOKデータベース」 より