将軍権力の発見
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将軍権力の発見
(講談社選書メチエ, 468 . 選書日本中世史||センショ ニホン チュウセイシ ; 3)
講談社, 2010.9
- タイトル読み
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ショウグン ケンリョク ノ ハッケン
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注記
参考文献: p230-232
索引: p239-242
内容説明・目次
内容説明
室町幕府にできて、鎌倉幕府にはできなかったこと。それは、「太平の世」前夜の、動乱の続く地方に対して中央政権として安定的に君臨することである。そのために室町幕府が考え出した統治構造とは?自明のものとされてきた将軍の主従性的支配権に一石を投じ、天皇・公家の持つ力の本質を検証することで、明らかになった将軍権力とは、いったいどんなものだったのか?「わかりにくい中世をどうわかりやすくするか」の大問題に真っ向から挑む、刺激に満ちた一冊。
目次
- 第1章 鎌倉幕府の権力構造
- 第2章 室町幕府の二頭政治
- 第3章 「文書」と権力
- 第4章 細川頼之の統治構想
- 第5章 禅宗と室町幕府
- 第6章 公家政権の「継承する力」
- 第7章 公家と武家
「BOOKデータベース」 より