美観都市パリ : 18の景観を読み解く

書誌事項

美観都市パリ : 18の景観を読み解く

和田幸信著

鹿島出版会, 2010.9

タイトル別名

美観都市パリ : 18の景観を読み解く

タイトル読み

ビカン トシ パリ : 18 ノ ケイカン オ ヨミトク

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注記

参考文献: p207

内容説明・目次

内容説明

フランスの景観についての研究を行ってきた体験を活かして、パリの景観を十八選び、空間の意味を読み解く。

目次

  • エッフェル塔—軸線の美学が生んだ造形
  • サクレクール寺院という異端—エッフェル塔のライバルは嫌われ者
  • シャトレとサン・ルイ島—パリにもあった直交する空間
  • ヴォージュ広場—パリにおける景観の誕生
  • ポン・ヌフとドーフィンヌ広場—アンリ四世によるシテ島の美化計画
  • ヴィクトワール広場とヴァンドーム広場—フランス式広場の完成
  • コンコルド広場という空き地—パリの中心は空洞だった
  • ブールヴァールという並木道—都市壁がパリに遺したもの
  • 取り壊しによりできた街—太陽、緑、空間を求めて
  • ラヴォアジェがパリに遺したもの—入市税を徴収するための都市壁
  • 要塞化した建物—コンシェルジュリーとサン・ジェルマン・デ・プレ教会
  • ドーム礼賛—広場から見るか、軸線上から見るか
  • パンテオンろマドレーヌ教会—革命に翻弄された二つのモニュメント
  • マルローが救ったマレ地区—パリと歴史的環境の保存
  • 美観整備—ルソーの失望から世界の首都へ
  • 大統領の美観整備—王と皇帝の夢は今も続く
  • コンクリートのない街—パリにはない建築材料
  • 石の芸術vs鉄の技術—鉄はいかにして建築として認められたか

「BOOKデータベース」 より

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