晴れた日には『異邦人』を読もう : アルベール・カミュと「やさしい無関心」

書誌事項

晴れた日には『異邦人』を読もう : アルベール・カミュと「やさしい無関心」

東浦弘樹著

世界思想社, 2010.9

タイトル別名

L'étranger

晴れた日には異邦人を読もう : アルベールカミュとやさしい無関心

タイトル読み

ハレタ ヒ ニワ イホウジン オ ヨモウ : アルベール カミュ ト ヤサシイ ムカンシン

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注記

本書でとりあげた研究書・研究論文: p199-204

アルベール・カミュ略年譜: p205-212

内容説明・目次

内容説明

「僕は幸福だったし、いまもそうだ」ムルソーの最後の叫びは何を意味するのか?『異邦人』が投げかける本質的な4つの問いを中心に、カミュが作品に込めた想いをときあかす。変えることのできないものに意味を与え、和解を可能にする文学の豊かな力が見えてくる。

目次

  • はじめに 始まりはいつも晴れ?
  • 第1章 ムルソーは異邦人か(「異邦人」とは何か;カミュの初期作品における「異邦人」の使用 ほか)
  • 第2章 ムルソーはなぜ泣かないのか(ムルソーはなぜ母親の葬式で泣かないのか;作者のことば ほか)
  • 第3章 ムルソーはなぜアラブ人を殺害するのか(殺人にいたる経緯;アラブ人との出会い ほか)
  • 第4章 ムルソーは幸福か(幸福な死刑囚;最終章のもつ意味 ほか)
  • おわりに 思い出はいつの日も晴れ?

「BOOKデータベース」 より

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