世界リスク社会論 : テロ、戦争、自然破壊
著者
書誌事項
世界リスク社会論 : テロ、戦争、自然破壊
(ちくま学芸文庫, [ヘ9-1])
筑摩書房, 2010.9
- タイトル別名
-
Das Schweigen der Wörter : über Terror und Krieg
Weltrisikogesellschaft, Weltöffentlichkeit und globale Subpolitik
世界リスク社会論 : テロ戦争自然破壊
- タイトル読み
-
セカイ リスク シャカイロン : テロ センソウ シゼン ハカイ
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注記
文献一覧: p184-191
2003年11月平凡社より刊行
巻号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
現代社会が生み出したリスクは、われわれの世界をどう変えたのか?国境を無効化してしまうテロリズムの遍在と、それに対抗して形成される「対テロ連合」という諸国家間の結束。環境破壊や核の脅威をもたらす一国家の決断に対する、国を超えた草の根レベルの運動の勝利。リスクはグローバル化を促進し、内外、上下、あらゆる角度から「国家」という枠組みを掘り崩して、近代社会の根本原理に見直しを迫っている。このリスクにいま、いかなる危機と可能性が秘められているのか。現代ドイツを代表する社会学者が鋭く切り込む。『危険社会』の著者によるもっともわかりやすくコンパクトな入門書。
目次
- 言葉が失われるとき—テロと戦争について(世界リスク社会とは何を意味しているのか;テロと戦争;経済のグローバル化と新自由主義;国家と主権;展望—世界リスク社会のチャンスについて)
- 世界リスク社会、世界公共性、グローバルなサブ政治(世界リスク社会論の準拠点;世界公共性とグローバルなサブ政治の徴、成立条件、表現形式)
「BOOKデータベース」 より