お世継ぎのつくりかた : 大奥から長屋まで江戸の性と統治システム
著者
書誌事項
お世継ぎのつくりかた : 大奥から長屋まで江戸の性と統治システム
(ちくま学芸文庫, [ス5-3])
筑摩書房, 2010.9
- タイトル別名
-
お世継ぎのつくりかた : 大奥から長屋まで : 江戸の性と統治システム
- タイトル読み
-
オヨツギ ノ ツクリカタ : オオオク カラ ナガヤ マデ エド ノ セイ ト トウチ システム
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注記
2006年9月筑摩書房より刊行
巻号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
江戸時代—上は将軍家から商家・農家・職人に至るまで、優秀な後継者が立つかどうかは一族郎党の生存に関わる一大事、後継者選びは社会システムの要であった。では具体的にどうしていたのか。性をどのように管理/開放していたのか。優秀な子どもを得るためにどんな努力、あるいは淘汰があったのか。その成功と失敗、挫折と弊害とは。多くの子どもを儲けて彼らを存分に活用した家康の発想、大奥“お世継ぎ戦争”の負の遺産の数々から、お妾という習俗の本質、貧乏長屋住人の性意識まで、性と子造りを通して江戸の統治システムを浮かび上がらせる、仰天の歴史読みもの。
目次
- 第1章 メカニズム
- 第2章 武家の相続人
- 第3章 血統のアウトソーシング
- 第4章 適材適所の稼業繁昌
- 第5章 徳川の維持
- 第6章 借り腹のツケ
- 第7章 お世継ぎの行方
「BOOKデータベース」 より