ネオ階級社会はここから始まった : 1974年、見過ごされた転換点
著者
書誌事項
ネオ階級社会はここから始まった : 1974年、見過ごされた転換点
(平凡社新書, 545)
平凡社, 2010.9
- タイトル別名
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ネオ階級社会はここから始まった : 1974年見過ごされた転換点
- タイトル読み
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ネオ カイキュウ シャカイ ワ ココカラ ハジマッタ : 1974ネン ミスゴサレタ テンカンテン
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注記
文献: p203-205
内容説明・目次
内容説明
一九七四年は、日本社会の転換点となるべき年であった。一九七三年のオイルショックを乗りこえ、その翌年、日本経済は世界に先駆けてV字回復を遂げたかに見えた。しかし、高度経済成長の記憶から離れられなかった当時の日本人は、「日本型」「日本人独自の」「日本らしく」といったやり方で危機を乗りこえられると思い込み、転機を見過ごしてしまったのだ。いかにして「会社主義」「総中流神話」が崩壊し、ネオ階級社会が広がっていったのかを検証する。
目次
- 第1章 この国の「戦後」のかたち
- 第2章 「会社主義国」ニッポン
- 第3章 夢の時代の終焉
- 第4章 それでも日本人は戦争から目をそらした
- 第5章 「みんな中流」だったのか
- 第6章 「日本型」の幻影を断て
「BOOKデータベース」 より